序章:衝撃の始まり
相続は、
運が良ければ平和に解決しますが、
運が悪ければ何年もの争いに発展しますね。
そして今回、私は、初めての相続で、とてつもない試練に当たってしまいました。
弁護士が書く相続トラブル解決法の記事は星の数ほどあるけれど、どれも似たような内容で結局「弁護士を使いましょう」に誘導するものばかり。
ただでさえ相続は面倒な手続きがたくさんあるのに、初めての相続でいきなり難題ケースに当たってしまったら、何から始めていいか分からず、泣き寝入りすることもありがちですよね。
・すごすご泣き寝入りしない
・相手の思い通りにさせない
・自分を納得させる
父の死を知ってから既に半年。
まだ何も解決していませんが、この半年でとてつもない作業を進めてきました。
最後の結果がどうあれ、記憶が薄れないように文章にしたためておこうと決意。
ちょうど大河ドラマ『光る君』でも、ようやく主人公が大作を書き始めたところなので、私もあやかってみたいと思います。
相続人本人(=私)が書くこの経験談が、泣き寝入りする人を減らすことに役立つと幸いです。
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何よりも最初に言っておきたいことがふたつ!
1.どんな人でも、遺言書は残しておきましょう!
・特に、離婚・再婚を繰り返して、前妻に子どもがいる場合。
・独身、子どもがいない、相続人がいない場合。
・法定相続人の中に相続させたくない人がいる場合、など。
2.後妻は「赤の他人」です!!
後妻 vs. 前妻の子どもの争いは、相続トラブルの中でもトップ3に入るほど頻発する話。その多くが、後妻が相続財産を隠したり、被相続人の生前に財産を移転してしまったりするからです。
まさか自分がこんなトラブルに巻き込まれるとは思ってもいなかった。
いや、父が再婚した当時に後妻を見た時に「この女は胡散臭い」と直感したので、「財産をぜんぶ持って行かれるかも」という予感が的中したのでした。
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今年もGWは特に予定もなく、のんびり断捨離でも進めようと思っていた最中。
4月30日、知らない司法書士事務所からの封筒が投函されており、その住所を見て、ピンときました。「もしや父が死亡したのか?」
開封、ビンゴ。
「貴殿のご尊父が令和6年3月13日にご逝去され…
相続人である妻○○(後妻)より依頼を受け…
相続手続きについては相続人全員の同意が必要で、貴殿に協力を賜りたく連絡した
遺産は自宅不動産があることは判明しているが金額は調査中、
また個人事業を行っており銀行借入等の負債もある…」
はあ?何?
亡くなったのは3月13日?
いま4月30日よね?
1か月半も経って、どういうつもりなの???
まだ17時はまわっていなかったので、すぐにこの司法書士へ連絡。
いったいどういうことなのか、どういう経緯で父が亡くなったのか、借入金の負債はどれだけあるのか、等々を質問。
すると、次の事実が発覚。
・父は晩年、認知症だった
・介護施設に入る手続きなどのため、父死亡の半年前から後妻が成年後見人の申立をしていた (実はこれは言い訳で、実際には父の不動産を売却するために後見人になったことが後で判明)
・成年後見人の同意書は長男へ送ったが返答なかったのでそのまま承認された
※長男は以前から父との折り合いが悪く、それを知ってか、長男が通知を無視することを期待して長男だけに送ったのかも。(私=長女や二男の住所が不明だったから送れなかったと言い訳された)
・事業での銀行借入金残債は1800万円ぐらい
※父は調剤薬局を経営していた。(それは私も以前から知っている)
・後妻は不動産を売って借金を返済したいらしい
※田舎なので、不動産価値は思った以上に低い。
・現預金は27万円ぐらい…はい?今どきの小学生でも、もっと持ってるよね?
※実は27万円どころか、後日判明したのは全ての預金残高合計たったの5万円でした!
要約すると、
自宅不動産の価値と、銀行融資残債の金額がほぼ同じで、現預金がほとんどない。
あまりに出来すぎた金額に違和感しかない!
計画的犯行か?
司法書士の表現から、我々前妻の子どもたちに「相続放棄」をさせたい意図が滲み出ている。
すぐさま、弟にも連絡、同様に通知書が来ていたらしい。
普段は用事がない限り連絡することもないが、この時ばかりは2時間ほど話し合い、同じ気持ちであることを確認しました。
「あのババア、許さない!」
※後妻をテーマに扱った書籍、映画、マンガなどでも、たいがい前妻の子どもから「ババア」呼ばわりされています(笑)
・認知症になったとき、
・危篤のとき、
・死亡したとき、
・通夜、告別式、四十九日の法要、
いずれも我々前妻の子どもには一切連絡をせず、1か月半も経って「財産ほとんどありません」なんてカネの話だけ持って来るなんて、人間として許せない!!
後妻は、父と再婚後に、我々が父と交流を持たないようあれこれ邪魔をしてきた。
そのため20年近く父とは疎遠となっていた。
それでも血のつながった父のことは、私も弟も頭の片隅で気にしていた。
そんな父と最後の別れをする機会を奪われ、我々は怒りの頂点に達したのでした。
衝撃の事実を知った初日。
後妻は我々前妻の子どもに相続放棄を促そうとしているようだが…
事業(薬局)で得た利益は、自分たち(父と後妻)が好きにすればよい。
その代わり、事業で発生した負債(借金)も、自分たちで返済しろ。
借金だけこちらに押し付けようとするな。
祖父の代からの家にまで手を付けるな!
これが私の直感的な主張です。
この主張は最後まで揺るぎません。
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- 令和6年3月13日:父の死亡日(享年82歳)
- 令和6年4月30日:父の死亡を知った日
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【状況証拠・ツッコミどころ 一覧】
- 4月30日 後妻が用意した相続財産は、不動産と借金がほぼ同額で、現金ゼロ・預貯金5万円。あまりに出来すぎた数字で、怪しさ満点!
のんびり過ごすはずのGWは一転、相続で後妻に負けないための対策に突入しました。
長い長い戦いの始まりです。
続く