事業(薬局)で得た利益は、自分たち(父と後妻)が好きにすればよい。
その代わり、事業で発生した負債(借金)も、自分たちで返済しろ。
借金だけこちらに押し付けようとするな。
祖父の代からの家にまで手を付けるな!
父の死と借金の事実を知った直後の私の直感的な主張は、この後もずっと続きます。
(補足:後妻は父の薬局の専従者だった)
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前回は、入手した情報から推測したキャッシュフローや損益計算書の数値をもとに、あるべきキャッシュ(理論値)と実際の残高に乖離がありすぎることから、税務署にタレコミ…おっと、上品な言い方をすれば、情報提供をさせていただいた話でした😅
今日は、後妻の弁護士がやっと提示してきた財産目録について書いてみます。
父の死亡日3月13日から4か月以内に税務署へ準確定申告(父の所得税)をしなければいけないのですが、まったく連絡がないので、7月12日、業を煮やして、くだんの税理士事務所へ電話。
すると、女性事務員が「いっさいお答えできません、電話を切らせていただきます」と言って一方的に電話を切ってしまった。
なんて失礼な!
そして、「私はグルです」と証言したようなものですね。
仕方ないので、後妻の弁護士に「税理士から一方的に電話を切られてしまったが、準確定申告はどうなっているか知っているか?」と問合せ。
すると、財産目録や他の私からの要請事項とともに、郵送したとの回答。
7月13日、それらの書類一式が届く。
まず最初に驚いたのは、準確定申告の「5 相続人等に関する事項」欄に後妻の名前しかない。相続分は1分の1。そして税金の還付先を自分(=後妻)の口座を指定してある。
おいおいおいおい!!
この欄は、法定相続人の全員の同意がないとダメなんじゃないの?
なんでこんな勝手なことをするのか?
クソ税理士、はじめから我々前妻の子どもが相続放棄して法定相続人にならないと高をくくっていたのか?
本気で怒り心頭ですわ🤬💢
(7)相続分の欄に「法定」ではなく「指定」で辛うじて誤魔化しているようだが、マジでタチの悪い税理士だ。
次に、弁護士が提示してきた財産目録の中身。
預金:5口座のみ
→ 私が突き止めたのは19口座。ぜんぜん足りない。弁護士は後妻が言うことだけを書いてきたのか?ちゃんと調べていないのか?
数日後に弁護士に指摘をしましたが、これで後妻がどれだけ嘘つきか、弁護士も(事務員の女性も)よくわかったと思います。
不動産:いちばん低い固定資産税評価額で出してきた
→ 後日、私の弁護士から「固定資産税評価額は市場価格の7掛けぐらい」と教えてもらったので、財産をかなり低く見せてきたことになる。せこい。
その他の債権:
・国保、社保の診療報酬の未収分
・薬品買取代金
・確定申告還付金
→ これも私が事前に調査して驚いたのが、国保の診療報酬未収分を、後妻は勝手に自分の口座に振り込ませていたのです。未収分の振込指示書に「法定相続人全員の情報」を記載する欄があったらしいが、後妻は自分の名前しか書かず、国保担当者も相続一覧図の見方が分からなかったのか後妻の記載を信じて、まんまと振り込んでしまったのだと、担当者から電話で聞きました。
まるで振り込め詐欺じゃないか!
確定申告還付金も同様ですね。
そもそも、後妻は父の死亡後すぐに、父の口座から80万円を引き出している。
その時点で、後妻は相続放棄をすることができなくなった。(単純承認)
それを知ってか知らずか、①国保診療報酬未収分、②所得税還付金、③医療保険の保険金、④後期保険料・年金保険料・介護保険料の還付金なども、勝手に自分の口座に振り込ませている。
しかも、③と④は目録に計上されていないので、弁護士にも隠していたようだ。
とんでもない女だ!
一方、債務について
金融債務:融資2本
→ これは当初から聞かされており、残高証明も入手しているので相違ない
租税債務:自宅不動産の固定資産税
→ 後妻が住んでいるのだから、自分で払えよ!
その他債務:
・入院費、福祉用具、おむつ代、訪問看護費
・薬局事業関係債務
→ これまた問題多発!
仕入の買掛金は直近2ヶ月ぐらいに発生したものだと思いきや、2年以上前からずっと滞納していた未払金があった。いったいどういう経理をしていたんだ?自分(=後妻)の給与を優先し、仕入先への返済は延ばせるだけ引き延ばそうって算段だったのか?それも税理士の指導か?
そして、パート事務員の未払い給与4月分…え?4月?父が亡くなったのは3月13日ですけど??勝手に働くなよ!
このパート事務員が、これまた胡散臭い。
8月に自宅へ調査に行ったとき、パート薬剤師はタイムカードが過去から何人分もしっかり残っていたのに、このパート事務員のタイムカードがまったく見当たらない。しかも後妻が提示してきたパート給与明細には、勤務時間が3月80時間、4月92時間、薬剤師の勤務時間は47時間に対してバランスが悪すぎる。さらに、3月には事務員だけ有給で特別手当を支給している。
この話を友人知人、税務署、融資の銀行、いろんな人にしたら、
「架空人物じゃないか?」と。
私もそう思った。
※あとでネットで検索したら、実在する人物ではあったが、タイムカードがないので勤務実態のない架空請求の疑念はぬぐえない。
他にも、
機密文書処分代…えええ??勝手に処分したの?
薬局の不用品回収処分代、これも勝手に捨てたのか?
薬局とは関係ないが、仏壇仏具まで勝手に処分していた!!!!
これらは、我々前妻の子どもに通知(4月30日)が行く前、4月25日ぐらいまでに全てが処分されてしまっていたのです。
ありえない!!
だれか(当時は司法書士)、注意しろよ!!!
債務に関して、父が亡くなる前に発生している仕入などの未払金は理解できますが、父が亡くなった後に発生した費用は、これは後妻が勝手にやったことであり、私たちその他の法定相続人には関係ないことです。
たとえ薬局閉鎖にあたっての店舗原状回復費であろうが、店舗の片付け作業であろうが、金銭費用がかかるものは、法定相続人に相談して同意をえるのが筋でしょうが。
筋を通さず、勝手にお金を使って、それを我々その他の法定相続人に負担を押し付けようだなんて、非常識にもほどがある。
そもそも、薬局融資の残債を押し付けてきたことから、この女の非常識さは分かっていたことだが。
この弁護士も頭がおかしいんじゃないかと思いますわ。
何でも依頼人(=後妻)の言うとおりに書けばいいってもんじゃないでしょう?
相続での争いは、情報を握っている側(=このケースでは後妻)は財産金額をいかに低く算定するかに必死になり、不動産は最低価格、債権は聞いてないものは書かない、債務は関係ないものまでガンガン計上してくる。
お金の計算や会計に疎い相手方なら、まんまと騙され、低い金額で相続に合意するのでしょうね。
それが弁護士のやり口。
もっと書きたいことはたくさんありますが、明日は早く起きなければいけないので、今日はこの辺でストップしておきます。
出張があるので、続きはしばらくお待ちくださいね💦
いちおう、仕事の傍ら、ボチボチ書いているブログなので、悪しからず😅
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- 令和4年9月ごろ:後妻が父名義の不動産を売却しようとして、司法書士に成年後見人申立の依頼
- 令和5年11月末:後妻が父の成年後見人に承認され、直後に父名義の不動産を売りに出していた
- 令和6年3月13日:父の死亡日(享年82歳)
- 令和6年4月30日:父の死亡を知った日
- 令和6年5月1日:弁護士予約
- 令和6年5月2日~6日:相続の本5冊入手・読破
- 令和6年5月8日~20日:弁護士面談4件
- 令和6年5月8日:後妻司法書士から銀行口座・融資・会計事務所情報入手
- 令和6年5月9日:顧問税理士に会計書類開示を拒否される
- 令和6年5月8日~6月13日:融資契約書のコピー請求・入手
- 令和6年5月8日~7月8日:各金融機関へ口座有無確認、銀行取引明細書・(残高証明書)の入手手続き
- 令和6年5月20日:知人の不動産会社に父名義の不動産の査定を依頼したところ、既に売りに出されていたことが発覚
- 令和6年5月23日:後妻の弁護士から最初の通知
- 令和6年5月23日~7月1日:銀行取引明細書の入手・転記作業
- 同上期間:転記により浮上した疑問解決のため、生損保、電気、クレジットカード、リースなど、取引の該当する会社へ問合せ&確認作業
- 令和6年5月31日:法務局で土地・建物登記簿謄本を入手
- 令和6年5月31日~6月18日:法務局で相続一覧図申請・入手
- 令和6年6月3日~7月18日:病院・介護施設へカルテ開示請求・入手
- 令和6年6月4日:公証役場で遺言書の有無確認
- 令和6年6月11日~6月18日:法務局で自筆遺言書の有無確認の予約・結果入手
- 令和6年6月6日~8月17日:生損保の契約内容入手、クレジットカード利用履歴明細入手
- 令和6年6月13日~:融資の銀行1社と情報交換、返済の交渉
- 令和6年6月19日~7月19日:信用情報開示(JICC、CIC、全銀協)と生命保険契約有無の開示請求と結果入手
- 令和6年6月28日~7月8日:管轄税務署へ情報提供、資料送付
- 令和6年7月3日:管理薬剤師届出状況を保健所に確認
- 令和6年7月12日:顧問税理士へ準確定申告の問合せ (電話を切られた)
- 令和6年7月13日:後妻弁護士から財産目録と決算書・申告書など資料届く
- 令和6年9月10日:市役所から介護保険要介護状態区分証明書を入手
- 令和6年9月18日~20日:薬の卸3社、派遣薬剤師の出向元会社に違法営業の認識有無を確認
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【状況証拠・ツッコミどころ 一覧】
- 4月30日 後妻が用意した相続財産は、不動産と借金がほぼ同額で、現金ゼロ・預貯金5万円。あまりに出来すぎた数字で、怪しさ満点!
- 5月9日 顧問税理士が会計書類の開示を拒否、見せられない理由は!?
- 5月31日 後妻は認知症の父の成年後見人になり、自分が使い込んだ銀行融資の返済のため、父名義の不動産を売却しようとしていたことが発覚。しかし、売れる前に父が死亡し、後妻の計画の最初の誤算。
- 6月2日・6月13日 認知症(要介護2)の父を相手に、銀行が融資契約をしていたことに驚き!入手した契約書の、無理やり書かされたであろう父の変わり果てた筆跡を見て涙が出た。
- 6月6日 令和2年6月に融資返済の減免をしてもらいながら、同年12月に後妻受取人の生命保険を新規加入していた。
- 6月17日 銀行取引明細の国保料引落し額から後妻の年収を逆算、専従者給与が毎年600万円も払われていた!
- 6月28日 取引明細書から推測したキャッシュフローにより、1億2000万円のキャシュが消えている理論値が算出された!
- 7月1日 取引明細書の転記完了、頻繁な入出金に、後妻はATMに住んでいたのか?
- 7月1日 同じく、すべての転記が終り、現金売上がどの口座にも入金されていないことが判明!着服か?
- 7月3日 令和4年8月から、父が認知症で入院・介護施設入居により薬局に復帰していないが、管理薬剤師の変更届は出されておらず、2年間も違法営業を続けていたことが発覚!
- 7月11日 調査した銀行口座が出そろい、当初、後妻司法書士から聞いていた3行・4口座どころか、8行・19口座が判明!
- 7月12日 顧問税理士へ準確定申告の問合せをするも、一方的に電話を切られた。これで完璧にグル決定!!
- 7月13日 後妻弁護士が開示した資料から、後妻が各種債権を自分の口座に振り込ませていたこと、父死亡後に勝手に種々の費用を使っていたこと、仏壇仏具まで処分していたことが判明!パート事務員の実在性、勤務実態に大きな疑問浮上、費用の架空計上の恐れあり!!
- 8月17日 クレジットカードの利用履歴により、融資返済減免の変更契約以降も、父が認知症で身動きできなくなってからも、後妻が家族カードで贅沢三昧していたことが判明!
- 9月20日 薬の卸会社への支払い遅延が続いていたことから、父の薬局は「ブラック薬局リスト」に挙げられていた!
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【後妻の手口 一覧】
- 被相続人(父)の生前に成年後見人となり、意のままに財産を処分。
- 経理の立場を利用し、お金の管理を他人にさせず、現金を自由に持ち出す。
- 高額な専従者給与を払わせ、正当な理由として資金移動。
- 生活費はすべて父に出させ、自分はいっさいお金を使わない。
- 高齢者でも加入できる生命保険に入らせ、保険料支払は父、保険金受取人は自分に指定し、多額の保険金を受領。
- 融資一括返済を免れるため、違法営業を続け、周囲をだまし続けた。
続く